プロの美容師を目指すなら、モデルハントが必要です

サロンショップの前や駅の近くで、カットモデルの声掛けをしている人を見かけることがあります。簡単に言うならテスト試験に向けたモデル探しになりますが、実は美容師の世界は、思っていた以上に厳しい面があります。

駆け出しはじめは、ウィッグを使って、カラーやパーマ、カッティングなど、技術面の向上を目指していきます。ある程度クリアできるようになったら、実際に人の髪の毛を使って練習するようになります。そこで必要になってくるのが・・モデルハントです。

モデルハントは、プロの美容師になるための重要な関門

基本的には自分の家族や友達などに声をかけ、練習のモデルになってもらう形になります。
肝心の試験内容や合格ハードルなどは、各美容院・サロンで異なりますが、できるだけ回数を積み重ねることが試験クリアのカギでしょう。

街中でモデルの声かけを行う美容師もいますが、周囲に友達繋がりでお願いしていても、経験を積み重ねるには足りない部分もあるからです。
さらに、モデルハントした相手が将来のリピーターになってくれる可能性もあるため、美容師は必至でモデルになってくれる人を探すのです。

技術面だけでなく、メンタル面も必要

美容師求人にはあまり記載されていませんが、美容師のお仕事は、体力面や技術面はもちろん、メンタル面も強いほうが好まれます。というのも、街中で声をかけるモデル探しは、かなり精神的ストレスを抱えるもの。
試験日までにモデルを見つけなければいけないという切迫感や、「NO!」と返事をされるたびに、心が折れてしまう人も多いためです。

けれども、モデルハント探しは、プロの美容師を目指すからには避けては通れない道です。
折角身に付けた技術を見せるためには、モデルがいなければ話になりません。
美容師の世界は「前向きに粘り強く」取り組むことが大きなポイント!試験やノルマなど、厳しい面も多いですが、将来目指す先があるのなら、めげずにトライしていきましょう。

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